毎日髪を乾かすのに使うドライヤーですが、その使い方によって髪の仕上がりは変わってきます。
目次
正しい乾かし方をするメリット
・髪がしっかり乾く
・髪にツヤがでる
・髪が痛むのを防ぐ
間違った乾かし方をするデメリット
・髪が乾燥しパサつく
・髪が痛み、枝毛や切れ毛の原因になる
・頭皮が乾燥する
髪を乾かすということは水分を飛ばす、という事ですから同じ場所を乾かしすぎたりすると部分的に髪が乾燥したりします。
オーバードライは髪にかなりダメージを与えるので正しい乾かし方で髪を乾かしましょう。
ドライヤーの正しい乾かし方とは
それでは正しい乾かし方を説明していきます。
タオルドライは優しく、そしてなるべく早く乾かしてあげる
タオルドライはなるべく優しくしてあげてください。
濡れた状態の髪はとても傷つきやすいので激しいタオルドライはダメージの原因になります。
まずお風呂場から出る前にしっかりの髪の水分を絞りましょう。
タオルドライは根元の水分を拭くように意識し、毛先などはタオルで挟むようにして水分をとってあげます。
その後は目の粗いコーム(櫛の歯が細かすぎないもの)で髪を梳かし、乾かしやすい状態にします。
そして濡れたままにせず、すぐに乾かしましょう。
ドライヤーで乾かす順番・髪よりも先にまず頭皮も乾かす
ドライヤーは髪を乾かすために使いますが、一番大事なのは頭皮を先に乾かす事です。
濡れたままの頭皮は雑菌が繁殖しやすい環境です。
それに、根元から乾かさないと髪に変な型がついてしまい仕上がりが悪くなります。
頭皮を乾かすために最初は頭皮に指をしっかりと当てて地肌を掻きながら頭皮に向かって風を当てていきましょう。
ドライヤーで乾かすコツ・乾きにくいバック部分、耳の後ろから
ドライヤーで髪を乾かす上で無意識に乾かしたときに一番乾きにくい部分は後頭部から下や耳の後ろ辺りなんです。
後ろの部分は自分で乾かす時にも乾かしにくいし適当にやっているとどうしても乾きにくい。
髪を乾かす時も「ムラ」ができないように均一に乾かすのが望ましいので意識して乾きにくい部分から乾かしていきましょう。
全体の頭皮が乾いてから髪を乾かしていきます。
ドライヤーの風を当てる方向・根元側から毛先側へ
ドライヤーで風をあてる向きは根元から毛先に向かって、です。
髪の表面にはキューティクルがうろこ状に並んでいるんですが、キューティクルは根元から毛先に向かって重なっています。
毛が濡れた状態はそのキューティクルが逆立って開いている状態なので閉じるように根元から毛先に向かって風を当てていきます。
そんなに意識しなくても大丈夫ですが、故意に手で毛束をもち毛先から根元に向かってあてる癖がある方などは注意しましょう。
ブローなどでセットをする場合は8割ほど乾いてから
髪全体が8割ほど乾いたらブラシでブローをしたり、毛先を内側に巻くようにしたりなどセットをしましょう。ブローとは、美容室で仕上げの時にブラシで髪を引っ張りながらドライヤーの熱を当てていく技術です。
普通ならそのまま乾かしてしまっても大丈夫ですが、ブローをすることにより、キューティクルが引き締まって髪のツヤがでるので見栄えがよくなります。
地肌にドライヤーの風を当て続けない
地肌が乾いているのにずっとドライヤーの風を地肌に当てていると頭皮は乾燥しすぎて痛みます。
ドライヤーの風は熱風なのでひどいときは炎症をおこしたりするので乾いた部分には風を当て続けないようにしましょう。
乾かすのに使うドライヤーは良いものを
ドライヤー選びも大事なポイントです。
ドライヤーは風量の多く、早く乾かせるものを選びましょう。
高温のドライヤーは髪や頭皮にダメージを与えやすいので温度よりも風量で選ぶのをお勧めします。
あとはマイナスイオンやスチーム機能があるものはないものと比べて髪にまとまりやツヤが出やすいです。
悪いドライヤーと良いドライヤーは使い続けているとかなり髪に差ができます。
ヘアセットやヘアケアの基盤となるドライヤーは良いものを使いましょう。
ドライヤーの選び方徹底解説 | |