おすすめのヘアスプレーと選び方・使い方

ヘアスプレーとは

ヘアスプレーは髪のセットの仕上げに使うスプレーです。ヘアセットをしてもスタイリング剤を使わないと数時間で髪は崩れてしまいますが、ヘアスプレーを吹きかける事により、長時間ヘアスタイルをキープすることができます。

ヘアアイロンやコテでヘアセットをした際には必須のスタイリング剤です。

また、スタイリング剤の中でも手を汚さずに使用でき、外出中の手直しもしやすいです。

スタイリング剤は1種類または2種類以上を併用して使用するケースがあります。ワックスなどのスタイリング剤と一緒に使う事により、キープ力を上げる事ができます。

注意として、使いすぎると髪がベタついたりスタイリング剤の重みで髪が崩れたりする、バリバリとして手触りが悪くなるという事があります。

基本的なスタイルとしてはヘアスプレーのみでOK。

空気感を出したい方はムースやワックスとの併用がおすすめ。

ツヤ感を出したい方はベース剤を使用してからのヘアアイロン・コテによるセットやツヤの出るワックス・ムースを塗布すると良いです。

ヘアスプレーは必須ですが、先にワックスでのセットが望ましい。ヘアスプレーのみ、ワックスのみだと時間の経過で髪が落ちてきたり崩れたりしやすいです。

ヘアスプレー　使い方　距離

髪から15センチほど離した状態で吹きかけていきます。満遍なく吹きかける事により、自然な仕上がりになります。近すぎると1部分だけに集中してかかってしまい、スタイリングにムラができてしまうので注意。

ヘアスプレーは髪の長さ、セットの種類、希望の仕上がりに応じて選びましょう。

種類としてはおおまかに3種類のタイプがあります。

ソフト、ナチュラル、ハード、エクストラハードなど沢山種類があるヘアスプレーですが、大きく分けると３つに分類できます。
ハードタイプ、アレンジタイプ、グロスタイプという種類の違いを説明します。

ハードタイプ	キープ力が高く、固めの仕上がりになります。キープ力高め。
アレンジタイプ	空気感のあるふんわりした仕上がりになります。キープ力は中。
グロスタイプ	髪にツヤを出すヘアスプレーです。キープ力はほぼ無し。

ハードタイプはキープ力が強いので長時間の外出や湿気の多い時期にぴったりです。また、スタイリング剤を使ってもセットが崩れやすいという方もハードタイプのヘアスプレーの使用をおすすめしています。

ヘアスアイルとしては、万能に使用できるのがハードタイプのヘアスプレーです。ストレートスタイル、カールスタイル、ショート、アップ、メンズスタイルともに高いキープ力を生かせます。

特に女性のアップスタイル、盛髪、まとめ髪などはハードタイプのキープ力がないと崩れてしまうので必須。また、ダウンスタイルの巻き髪でも使用すると長時間のキープができます。管理人もダウンのカールスタイルの際はハードスプレーを愛用しています。

男性の場合も、トップに高さを作る場合やオールバック、前髪を上げたりするようなセットに相性が良いです。ドライヤーでの基本的な形作りからワックスの塗布、仕上げにハードスプレーを吹きかけるとヘアセットの持ちがよくなります。

吹きかけすぎた場合、手触りは硬くなり悪くなります。

ハードタイプのヘアスプレーの特徴・注意点
◇万能でどんなヘアスタイル・セットにもOK。
◇キープ力が高く、長時間スタイルを維持できる。
◆手触りが固くなる。吹きかけすぎるとシャンプー時になかなか落ちない。

アレンジタイプのヘアスプレーはエアリーでふんわりとした仕上がりにしたい方におすすめです。

長さを問わず巻き髪、ウェーブスタイルやパーマスタイルにも相性が良いです。ハードスプレーで固めるよりキープ力は劣りますが、ナチュラルな手触りになります。

男性のふわふわしたパーマスタイルにも相性が良い。

ハードタイプと違い、お出かけ中にも簡単に手直しができる点が嬉しいです。

アレンジタイプのヘアスプレーの特徴・注意点
◇ふんわりとした仕上がり。
◇手直しも手櫛でできる。
◆キープ力が強くはないのでセットが崩れやすい髪質の方は注意。

グロスタイプは髪の表面にツヤを出す効果があります。ストレートスタイルやロングヘアの見栄えを良くするので、自然で綺麗な髪に見せたい方におすすめです。

しかし、セットのキープ力は無いのでアレンジ・ハードタイプのヘアスプレーのようには使用できません。

持続力とツヤが欲しい場合はベース剤やワックスを使用してヘアスプレーはハードやアレンジタイプの物にしましょう。

50gなどの小さいサイズは持ち運びに便利な大きさで、外出時にも鞄に入ります。

持ち運びを考えない場合であれば、180gなどの大きいサイズの方が値段に対する量が多く、お得です。

ヘアスプレーは様々な香りの物が販売されています。甘い香りの物であったり、柑橘系、少し薬っぽい香りの物なども。

時間の経過により香りは薄まりますが、好みの香りの物の方が使う時に気分が良いですね。