コテでしっかりと巻いたカールがとれてしまう原因はいったいなんでしょう。
巻きが取れやすくなる原因は巻き方が悪い、コテの使い方が悪いといった巻く時点での原因と湿気などの外的要因に分かれます。
目次
巻く時点での原因
巻きがとれる原因:コテの温度
コテを使う時の温度は髪質や髪の太さなどで適温が変わります。
カールがつきやすい髪質、つきにくい髪質というのは個人それぞれで違うのでまずは自分の髪質を理解しましょう。
髪が太い方・髪が堅い方は150℃などの低温だとカールがつきにくいので少し温度をあげて巻いて見ましょう。
髪のたんぱく質に熱を通す事により髪の形状を変えるのがコテですが、低温よりも高温の方がしっかりとカールが作れます。
髪を巻く時にコテの設定温度が低いとなかなかしっかりと巻けません。
あまりにも高温だと髪へのダメージが大きくなるので170℃~180℃などがおすすめです。
それ以上になると髪が焦げてしまったりする危険性があるので200℃以上の温度が出せるコテでは最大温度での使用は控えましょう。
・髪が堅い方・太い方は少し温度をあげてみる
・巻けなくても200℃などの高温は使わない
巻きがとれる原因コテの太さが合っていない
コテの太さは細い方がしっかりとしたカールがつきます。
カールのつきやすさは髪質で変わるので同じ太さのコテで巻いても人によってカールの大きさが変わる事があります。
髪質が堅くて太い方は少し細めのコテを使う事により太いコテよりしっかりとしたカールが作れます。
巻きがとれる原因:一度に巻く量が多い
一度にコテで巻く毛束の量が多いとしっかりと熱が通らずに巻きが取れやすくなってしまいます。
ブロッキングをして一度に巻く髪の量を調節する事により対策ができます。
巻きがとれる原因:とれやすい髪質
髪が傷んでいるから、髪が細いから、一概には言えませんが巻きがとれやすい髪質というのはあります。
太いから取れにくい、傷んでいるからとれやすいという訳ではないんですが人によってカールのキープのしやすさが違います。
普段使っているシャンプーの成分なども関係しているのでシリコンが多いシャンプーを使っている方は注意した方がいいかもしれません。
巻きがとれる原因:髪はしっかりと乾かしてから巻く
濡れた髪や半乾きの髪にコテを当てるとダメージも大きくしっかりとカールがつきません。
シャンプー後に髪を巻く事が多い方はしっかりと乾かしてからコテで巻きましょう。
巻きがとれやすくなる外的要因
巻きが取れる原因:執拗な手ぐし
手ぐしを通すと巻きがほどけやすくなってしまいます。
まず、髪は熱で形状を変えますがそのカールの形状が固まるのは髪が冷めていく時なんです。
なので巻いた直後の熱が残っている状態の時は特に触り過ぎないようにしましょう。
髪の熱が消えた後でもあまり手ぐしを通すと巻きが落ちやすくなります。
まきが取れる原因:髪の毛は湿気に弱い
髪は湿気に弱く、しっかり巻いた髪でも湿気の多い季節や場所ではすぐに取れてしまいます。
巻いていない髪でも湿気が多いとうねったり癖毛が悪化したりなど、とにかく髪は湿気に弱いので注意が必要です。
梅雨の時期はカールをキープしやすくするベース剤やワックスやスプレーなどを使い、巻きが取れてしまわないように対策をしましょう。
巻きがとれる原因:スタイリング剤を使っていない
髪を巻いた直後は綺麗なカールでもスタイリング剤を使わないとカールはなかなかキープできません。
その為にヘアワックスやヘアスプレーなどのスタイリング剤は数多く販売されています。
スタイリング剤を使う事により綺麗なカールが長時間キープできるので使うのと使わないのとでは全然違います。
また、コテを使う前に髪に塗るカール用のベース剤などもあり、髪へのダメージを軽減しつつ巻きをキープする方法もあります。